流星の日常

流星の日常をお送りいたします。

マイライン(日本での利用方法)

電話をかける際、明示的に通信事業者を指定しなかった場合に使用される通信事業者を予め登録するもの。2001年5月1日開始。マイライン(プラス)登録後は国内について通常のダイヤル操作を行うと登録した通信事業者の回線を使用し、国際電話は「010-国番号-相手先国内番号」の操作を行うことで登録通信事業者の回線を経由する。

登録以外の通信事業者にでも電話番号の頭に他の事業者コードを付ければ簡単に切り替えることのできる「マイライン」と、通信事業者を特定の一社に固定してしまう「マイラインプラス」の2種類がある。「マイラインプラス」でも、頭に解除特番「122」と事業者コードを付ければ、登録以外の通信事業者を利用しての通話が可能である。

サービス開始当時に明示的に申し込みがなかった回線については市内と県内市外への通話は地域によりNTT東日本またはNTT西日本、県外への通話はNTTコミュニケーションズが自動的に「マイライン」で登録される。「マイラインプラス」での登録を希望する場合は、申し込みが必要である。

国際電話には国内電話のようにNTTグループへの暗黙的な接続制度はなく事業者識別番号のダイヤルまたは「マイライン」の登録、あるいは「マイラインプラス」の登録のいずれかが必要となる。通信事業者を指定して通話するには「事業者識別番号-010-国番号-相手先国内番号」のダイヤル操作となる。
通話区分

通話区分は市内、同一都道府県内の市外(県内市外)、他都道府県(県外)、国際の4区分である。なお、ここでいう市(町村)および都道府県の区分はそれぞれNTT東日本またはNTT西日本が料金区域(MA)および事業地域として設定している市町村および都道府県の区分であり、それぞれ行政上の市町村および都道府県とは一部異なる地域がある。例としては次のようなものがある。

    東京都町田市(神奈川県扱い)
    兵庫県尼崎市大阪府大阪市扱い)
    広島県大竹市山口県扱い)
    福岡県春日市(福岡県福岡市扱い)

対象外

    110(警察)、118(海上保安庁)、119(消防)、117(時報)、0120(フリーダイヤル)、0570(ナビダイヤル)、0990(ダイヤルQ2)、0180(テレゴング、テレドーム、データドーム)、0170(伝言ダイヤル)などの特殊な番号への通話、携帯電話[8]への通話、公衆電話からの通話は対象外である。特殊番号への通話については、常にNTTグループが利用される。
    携帯電話への通話については通常通りにダイヤルすると携帯電話オペレータが設定した通話料金がかかるが、一部の固定電話キャリアが割安な中継サービスを開始した。ただし、携帯電話への通話については「マイライン」や「マイラインプラス」の登録対象となっていないので中継サービスを利用する際は
    00xx(事業者識別番号)-090-yyyy-zzzz
    00xx(事業者識別番号)-080-yyyy-zzzz
    00xx(事業者識別番号)-070-yyyy-zzzz
    とダイヤルする必要がある。
        携帯電話宛であっても、ひかり電話回線の場合はこの事業者識別番号をつけた通話は不可だが、NTT東日本地域のひかり電話から掛けた場合の通話料は、加入電話で0036をつけた場合と同額に設定されている。
        2013年11月1日より、070から始まる携帯電話[9]も対象となった。同じ070でもPHS[10]については、事業者により対応が分かれていた(詳細はマイライン参加企業と事業者識別番号参照)。
    LCRが機能しているとマイラインの場合は、マイライン登録通信事業者よりもLCRが選択した通信事業者が優先される。マイラインプラスの場合はLCRは解除特番122を付加しないためLCRの影響はないが、マイラインプラス登録通信事業者とLCR装置が選択した通信事業者が違っている場合は電話をかけるたびに毎回「○○○○(登録した通信事業者名)でおつなぎしております」といった内容の音声ガイダンスが流れてから相手先につながる。この音声ガイダンスを流さないようにするにはマイラインプラス登録通信事業者とLCR装置が選択する通信事業者を同じにするか、あるいはLCRをOFFにするかどちらかの対応が必要となる。

 



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